起き抜けに廊下に出るとぷーんと懐かしい匂い。何事ならんと匂いの元
をたどって1階まで降りて行くと玄関前の広場で餅つきの準備中。
文理大の学生とおぼしき若い男が7〜8人餅つきの力水ならぬ力飯に、
厨房からの差し入れをぱくついています。その内もち米が蒸しあがった
らしく、威勢のよい杵音が響き始めました。揃いのジャージーに身を包み
若さに任せて2本杵の力闘です。流石にこねどり、は若い者には無理
らしく年配の方が仕切っていました。つき上がった餅は屋内で待ち構えて
いた入居者のボランティアによって手際よく丸められて行きました。
午後ぬくぬくの餡餅が各部屋に配られたのを両親にお供えする間ももどかしく
生神様の胃袋に収まったのは言わずもがなであります。