思い付くまま

以前にも書いたように転勤族の娘に生まれた宿命と諦め、あこがれ続けたお雛様。結婚もしな

かったので初孫にかこつけて買う事も出来ないまま90を過ぎてご厄介になった愛の里の初め

て迎えた雛祭り。館内のあちこちに溢れる雛飾りに目を見張り、用も無いのにふらふらと出

歩いては飽かず眺めていました。流石に2回目ともなると通りすがりに足を止める程度になり

ましたがそうなると気になるのが雛御膳。去年はお雛様に気を取られて何を食べたか殆ど覚え

ていませんが今年は早くから特別献立の予告がありましたのでわくわくしながら待って居まし

た。当日の料理はご覧の通り。当に豪華。食べないで雛壇に飾って置きたい程です。

最後によそって回ったのが生きた しらうお 流石に小鉢の中を泳ぎ回る しらうお はご遠

慮申し上げましたが好きな方は大喜びでした。

下戸の人達の白酒をかき集めて陶然となった楽しい楽しい雛祭りでした。