気になる日本語

                      
近頃テレビを見る度に気になっている言葉があります。それは あげる
最高の教育を受け数々の難関を突破してきたであろう知識人のアナウンサーでさえ当然のように使っています。我々の世代の慣例からすれば あげる は自分がへり下つた相手に使う言葉として用いてきました。目上の人はあげる、目下のものには、やる でよいはずです。大体我が子のことを他人に話すとき「静かな環境で勉強が出来るようにしてあげたいと思います」? 今の対話の相手より我が子がえらい? 犬を散歩に連れて行ってあげます。 貴方は犬以下? 若い人達のあやつる次時代日本語はさておきせめて我々の時代ぐらい余り耳障りな日本語は聞きたくないものです。