年寄りにシニアランチを

私も含めて近頃の年寄は外出の機会が増えています。特に私の様に独り暮らしのものは、何かの申請に区役所へ、年金の引き出しだ、図書館だ、歯医者だ、薬局だ、と毎週のように出歩いています。
出歩ける元気があるだけ幸せだとは思っていますが、問題はそれが昼食時間をまたいだ時です。齢90に近く、とても一般のメニユーは食べ切れません。何しろうどん一杯を食べかねる胃袋です。かといって外に出たときぐらい何か美味しい物は食べたい。その時目にするのが お子様ランチ あれ、色々入っていて美味しそう。量も少ないしと思ってもサービス品らしく子供ずれ以外は断られることが殆ど。 先ごろ訪れたアメリカではレストランの朝食メニューにシニアというのがあって目玉焼きひとつベーコン一枚ハッシユポテト少々にトースト一枚それとコーヒー、大体成人の半分位の量なので綺麗に完食できました。日本でも、時々京都で見かける 虫養い、おしのぎ、の様に少量メニューがあればもっと外食人口が増えると思います。食べ物を残すと言う事に強い罪悪感を覚える年代なんです。少量だからといって安くしてもらは無くても結構です。小遣いには不自由していません。美味しい物を一寸づつ。
お炊事が段々重荷になってきているお年寄りの懐を狙ってみては如何。