私って変?

      
今年のクリスマスで満89歳になります。未だにマニュアルの四駆をころがしパソコンのキーを叩いています。親兄弟も先立ち、たった独りの暮らしですが輝かしい明日である事を信じて楽しい日日を過ごしています。女学校のクラスメートの中にもまだまだ元気な人が居て偶数月にミニクラス会を楽しんでいます。たった3人ですけど‥‥。10月は新しく出来た新幹線に乗って指宿の休暇村に行きます。12月には越前三国の休暇村に蟹を食べに行く予定です。他人が聞いたら、<あの婆さん達、不老不死だとでも思っているんだろうか>と呆れられるかもしれませんが。でも、私より7〜8歳も若いのに「よう此処まで生きたもんだ」とか「何時お迎えが来るか知れんから」とか陰気な事ばかり言うお年寄りの多いのは驚きです。貴女達は目的も楽しみも無く、ただ生きているだけ?そりゃあこの年になれば肉体的な衰えは眼を覆うばかり。東北地方に大災害があってもボランティアに駆けつけることも出来ませんが、長年培った知恵と知識の蓄積があります。これらを何も知らない<失礼>若い人達に、残してゆくのも年寄りの使命ではないでしょうか。人間は総て不定期の死刑囚だと言いますが、だからと言って明るいかもしれない明日に眼をつぶるのですか?ただの遊び好きの婆の言い訳と取られても結構。こうして明日を楽しみに何時までもぼけないで <よろづ相談どころ> の看板を掲げ続けるつもりです。