ご馳走さま     

         
               
滞在中のある日、滞在先の家族や日本から遊びに来た共通の友人達と共に買い物に出かけた時の事。昼時になったので久しぶりの事だしと日本食のレストランに入りました。今回もまた三ヶ月もお世話になるし折からの円高で懐の暖かかった私は気前よく「今日のお昼は私のおごり」間髪を入れず一同で「ごちそうさま」 前に座っていた小学校6年の男の子が私に向かって「マーミーは何時もご飯が済んだ後で、ごちそうさま と言いなさいと教えているのに、未だ料理も来ない内に何で、ごちそうさま なの」そんな難しい質問に英語で答えられる訳が無い。「アスク、マーミー」
かくて説明に大汗をかいている母親を横目で眺めながら久しぶりの日本食に堪能した私でした。